年末恒例行事!
2009年 11月 17日
神戸動植物環境専門学校
実家の窓から…
BOWBOW!! (←のっけからこのテンション)
えー、というわけでございまして、今回は授業の様子をご紹介したいと思います! 写真とともにお伝えするのは本日の一時間目、ワタクシ川中の「両生爬虫類学Ⅱ」の授業 in ショップゼミ。
いつもは明々とライトで照らされている地下一階・KapRepコーナー(爬虫類・両生類展示場)ですが、今日はほとんどのケージで照明が消されています。なぜかというとー…
そう、今日はライティングやヒーティングなどの、電気系統の定期メンテナンス日!
念のためご説明申し上げますと、長年使っている器具にはどうしてもホコリやクモの巣などの汚れがたまってきます。電球が汚れると光が弱められてしまう(当然、UVなど爬虫類に必要な波長の光も減衰する)し、電源コードのプラグ部分にたまったホコリは、トラッキング現象を招いて火災の原因にもなります。
要は、汚れを放っておくと爬虫類にとってよくない環境になるばかりではなく、飼っている人間にとっても危険な状態になるということですね。楽しい趣味が事故の原因になってしまっては元も子もないので、みなさん電気系統のメンテナンスだけはくれぐれも怠らないようにしましょう。いやマジで。
そんなこんなで、学生にメンテナンスの重要さを教えるのと兼ねて、実際に体を動かして覚えてもらおうという魂胆カリキュラムです。もちろん授業なので、事前講義もやってますよ。
短い時間の中でどれぐらいできるか? とりあえず手近なものから取り外して掃除だ~!
ちょw お前、人のものを!!
…いかん、危ない危ない危ない(寝起きで半眼のしげお)
KapRepほどの設備の規模だと、電球を外して拭くだけでもけっこう時間がかかります。まあ、実際の現場でやる作業量と比べたら、まだまだかわいいもんですけどね。逆に言うと、これぐらいの規模の作業は難なくこなせないと、現場では通用しないと思います。ハイやんわり表現なし。
土を敷いているケージはやっぱり粉塵がすごい。そして鼻炎持ちの私には辛い。
そうそう、KapRepではケージに土を敷いていることが多いのですが、これにはちゃんと理由があります。ふつうは、キッチンペーパーや新聞紙を使うのが一般的なんですけどね。まあメリットとデメリットを両方呑み込んでこちらを選択しているというか。理由を聞いてくれれば教えますが、今のところ誰も聞きに来ないのでここには書きません(←おい)。
バスキングライトもきれいになり、キタアオジタトカゲのあおじたさん(名前)もご機嫌。その後ろに見えるのは、コードの散らばりは一本たりとも許さない、ショップゼミの始末屋・ゆっきー。
そこは全国に数万人(推定)のファンがいる“サバンナしげお様”のケージ! くれぐれも粗相のないように、丁重にメンテナンスなされよ。
傍らには、脱皮不全の皮を剥かれるフトアゴヒゲトカゲの“髭男爵ディーノ”の姿が。UVランプの距離が少し遠いのかな真面目な話。そしてそれを緊張の面持ちで眺めるしげお様。
「え? つぎ、お俺??」
アンタはプリプリ剥けるからいりません。
メンテが終わったら元通りセットして、通電を確認。ハイ、KapRepコーナー綺麗に復活です。それにしても規模デカいな我ながら。
彼は何をしているのかと言うと、担当のヨーロッパイエコオロギの世話中。
ショップに就職すると、爬虫類を触ることはなくても、エサ用のコオロギやジャイミルを触る機会はざらにあります。そんなときに「え~、わたし虫なんて触れな~い(はぁと)」では話にならないので、授業では自家繁殖も含めたエサ虫の取り扱いを教えています。
そして全国のビバガ読者の皆様!
“つよし”は健在ですよ!!(笑)
“としぞう”は水色が乗ってきて、だんだん仕上がってきました。うーん、よいトカゲだウォータードラゴンは。魅力再発見。パネルが一部はずれて『とし ゛う』になってるのはご愛嬌ということで。
あっ、ビバガも『ビ ガ』になってる…。なんだ、モボ・モガの一種か。
で、なぜかコーンスネークのレアモルフ≪ドランケン≫もウチにいるわけですが…これは預かりものなので、もうじきしたら持ち主に返します。ちょっと写真では実物より彩度が落ちますが、いまこんな感じの配色。
そして時たま、突然「ぶふぅーーー」という喘ぎ声(こら)を出して地下を訪れる人たちを驚かせる、ケヅメリクガメの“カルメリ~タ”。冬の間だけ、少し狭いですが室内のケージに入ってもらってます。もちろん暖かい時期は外で放し飼いですよ。この写真だけを見て「こんな飼い方ではいけない!!」とか目くじら立てないでください(笑)。
こんなシェルター、いいと思いません? 実はこれ(以下略)
…っと、気がつけば今回のブログ、 長っ!!
まあ授業では至極真面目にやってますので、ご愛嬌ということで。
それではそろそろこのへんで、
こんにちは、川中(かわなか)でした!
と、某有名爬虫類ショップさんのネタを勝手にお借りしたところで、ワショーイ!!
ブログ第1話;設備紹介はこちらへ
爬虫類飼育当番KapRepページはこちら
実家の窓から…
BOWBOW!! (←のっけからこのテンション)
えー、というわけでございまして、今回は授業の様子をご紹介したいと思います! 写真とともにお伝えするのは本日の一時間目、ワタクシ川中の「両生爬虫類学Ⅱ」の授業 in ショップゼミ。
いつもは明々とライトで照らされている地下一階・KapRepコーナー(爬虫類・両生類展示場)ですが、今日はほとんどのケージで照明が消されています。なぜかというとー…
そう、今日はライティングやヒーティングなどの、電気系統の定期メンテナンス日!
念のためご説明申し上げますと、長年使っている器具にはどうしてもホコリやクモの巣などの汚れがたまってきます。電球が汚れると光が弱められてしまう(当然、UVなど爬虫類に必要な波長の光も減衰する)し、電源コードのプラグ部分にたまったホコリは、トラッキング現象を招いて火災の原因にもなります。
要は、汚れを放っておくと爬虫類にとってよくない環境になるばかりではなく、飼っている人間にとっても危険な状態になるということですね。楽しい趣味が事故の原因になってしまっては元も子もないので、みなさん電気系統のメンテナンスだけはくれぐれも怠らないようにしましょう。いやマジで。
そんなこんなで、学生にメンテナンスの重要さを教えるのと兼ねて、実際に体を動かして覚えてもらおうという
短い時間の中でどれぐらいできるか? とりあえず手近なものから取り外して掃除だ~!
ちょw お前、人のものを!!
…いかん、危ない危ない危ない(寝起きで半眼のしげお)
KapRepほどの設備の規模だと、電球を外して拭くだけでもけっこう時間がかかります。まあ、実際の現場でやる作業量と比べたら、まだまだかわいいもんですけどね。逆に言うと、これぐらいの規模の作業は難なくこなせないと、現場では通用しないと思います。ハイやんわり表現なし。
土を敷いているケージはやっぱり粉塵がすごい。そして鼻炎持ちの私には辛い。
そうそう、KapRepではケージに土を敷いていることが多いのですが、これにはちゃんと理由があります。ふつうは、キッチンペーパーや新聞紙を使うのが一般的なんですけどね。まあメリットとデメリットを両方呑み込んでこちらを選択しているというか。理由を聞いてくれれば教えますが、今のところ誰も聞きに来ないのでここには書きません(←おい)。
バスキングライトもきれいになり、キタアオジタトカゲのあおじたさん(名前)もご機嫌。その後ろに見えるのは、コードの散らばりは一本たりとも許さない、ショップゼミの始末屋・ゆっきー。
そこは全国に数万人(推定)のファンがいる“サバンナしげお様”のケージ! くれぐれも粗相のないように、丁重にメンテナンスなされよ。
傍らには、脱皮不全の皮を剥かれるフトアゴヒゲトカゲの“髭男爵ディーノ”の姿が。UVランプの距離が少し遠いのかな真面目な話。そしてそれを緊張の面持ちで眺めるしげお様。
「え? つぎ、お俺??」
アンタはプリプリ剥けるからいりません。
メンテが終わったら元通りセットして、通電を確認。ハイ、KapRepコーナー綺麗に復活です。それにしても規模デカいな我ながら。
彼は何をしているのかと言うと、担当のヨーロッパイエコオロギの世話中。
ショップに就職すると、爬虫類を触ることはなくても、エサ用のコオロギやジャイミルを触る機会はざらにあります。そんなときに「え~、わたし虫なんて触れな~い(はぁと)」では話にならないので、授業では自家繁殖も含めたエサ虫の取り扱いを教えています。
そして全国のビバガ読者の皆様!
“つよし”は健在ですよ!!(笑)
“としぞう”は水色が乗ってきて、だんだん仕上がってきました。うーん、よいトカゲだウォータードラゴンは。魅力再発見。パネルが一部はずれて『とし ゛う』になってるのはご愛嬌ということで。
あっ、ビバガも『ビ ガ』になってる…。なんだ、モボ・モガの一種か。
で、なぜかコーンスネークのレアモルフ≪ドランケン≫もウチにいるわけですが…これは預かりものなので、もうじきしたら持ち主に返します。ちょっと写真では実物より彩度が落ちますが、いまこんな感じの配色。
そして時たま、突然「ぶふぅーーー」という喘ぎ声(こら)を出して地下を訪れる人たちを驚かせる、ケヅメリクガメの“カルメリ~タ”。冬の間だけ、少し狭いですが室内のケージに入ってもらってます。もちろん暖かい時期は外で放し飼いですよ。この写真だけを見て「こんな飼い方ではいけない!!」とか目くじら立てないでください(笑)。
こんなシェルター、いいと思いません? 実はこれ(以下略)
…っと、気がつけば今回のブログ、 長っ!!
まあ授業では至極真面目にやってますので、ご愛嬌ということで。
それではそろそろこのへんで、
こんにちは、川中(かわなか)でした!
と、某有名爬虫類ショップさんのネタを勝手にお借りしたところで、ワショーイ!!
ブログ第1話;設備紹介はこちらへ
爬虫類飼育当番KapRepページはこちら
by kobekappy
| 2009-11-17 12:09
| 爬虫類など…